大和歯科医院の院長紹介

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院長:藏重潤兒

昭和28年12月11日生まれ。

時の流れは速いもので、気が付けば年金受給の年齢、自動車運転も高齢運転者に括られるらしい。

と、書いたのも束の間、「around 古希(アラコキ)」などと言っているうちに気が付けば数え年70歳、「あらっ!古希」を迎えてしまった。時の経つのは早い。孫もどんどん大きくなっているものね。

生まれて初めて経験するパンデミック。
と、前回書いたが、今第六波の真っ最中(2022/01/25現在)。そろそろ本当の意味での「終息」も近いと思われるのだが… 3回目となるブースターワクチン接種、N-95マスクなど、できるだけの守りを固めて、度を越さない程度にアクティブに過ごしたい。

新型コロナウイルスに関して書かれた一般向けの本を読んでみると、免疫力の大切さが力説されている。そして腸の働きである。いわゆる「腸活」なわけだが、入り口は「口」なのだから、基本は自然分娩、母乳で育て、無農薬で育てられた旬のものを摂取するに行きつく。しかしそれを実践するのはとても難しい時代になっている。

家庭菜園で採れたものは、栽培から収穫まで自分で管理できているので間違いない。
高校や大学の同期に家庭菜園で作っている者が増えているのも納得がいく。この歳になると、やはり健康が一番とわかるからだと思う。

健康といえば、死因のトップは癌だが、「誤嚥性肺炎」が2位になった。
誤嚥なので、食道へ行くべきなのに気道に行って、その中のバイ菌で肺炎を起こしてしまう。と、簡単に言えばそんな感じだ。
つまり食事中の誤嚥、唾液の誤嚥が考えられるが、バイ菌が少なければ肺炎のリスクは減るはず。
ただし飲み込む際の食塊の質と大きさによっては窒息してしまう。

だから口腔の管理、すなわち口腔内の常在菌をコントロールし、よく噛んで食べることは、健康のために非常に良いことになる。

歯が抜けたとき、どのように治して、以前のような形態と機能を取り戻すか――――
この研究と実践が天命と思っている。

この実践から得られた経験則は、単に残存歯数の多さを良しとするのではなく、如何に本来あるべき口腔機能を維持しているかが問題なのであって、歯科医師会がお題目のように唱えている「8020(ハチマルニマル)」は何の意味もないと思っている。

現に、歯周病に罹患していて定期的に進行を抑えようとしても、なかなか功を奏せず抜歯して、総義歯を装着するようになった症例では、歯周病菌から解放されて、極短期間のうちに口腔内の環境が劇的に良好(きれいになって、健康的な粘膜の状態)になる。

歯周病菌の中には毒性の高いものもあり、動脈硬化、リウマチ、糖尿病や非アルコール性脂肪肝など様々な疾患に影響を与えるという。また、義歯を使って確りと噛めるならば、認知症発症のリスクも20本以上歯がある人とほとんど変わらないという結果も出ているというから、抜歯を恐れず適応であれば上下総義歯への移行も積極的に考慮すべきと思っている。

「7032」の僕が言うのもなんだが、男性にしても女性にしても健康寿命は75歳前後、だから「7000」も悪くない。持病のために、治療も抜歯も躊躇され、痛いあるいは動いていて噛めない汚い歯のままで暮らすのは不健康だ。

では、インプラントはどうかと言えば、「噛める」。しかしインプラントの臨床経験も40年近くなる僕の考えでは、大きな問題が一つある。噛み合わせの設定が不適切であっても、可撤性の義歯と違って、外せない。そして、不適切な咬合によって様々な症状を引き起こすことが考えられる。言わば「医原性疾患」といえる状況になる可能性がある。だから上下インプラントはよくよく考えてほしいと思う。

テレビの解像度が良くなって、出演者の歯や歯茎の状態が良く判る。歯はセラミックで綺麗だが赤く腫れた歯茎。少し開けた時の左右で上下の奥歯の間隔が違う。両眼を結んだ線と口裂が平行でない。両肩が同じ高さでない。等々、気になってしょうがない。

同期の中には引退する者が出てきた。僕は生涯現役を目指している。そのためには自分の健康が大事なので、無理は禁物だ。と、いうことで令和3年から診療時間を大幅に削減した。

健康こそが宝。自分はもとより、家族、そして患者さんの健康維持のお役に立ちたいと思っている。
「医食同源」というが、咀嚼機能はその要なのだから。。。

そして「相変わらず歯科に無関心な私の妻を念頭に患者さんに分るように説明する。私の両親にしたくないような治療法を患者さんに用いない。私の孫や子達に使いたくないような材料を患者さんに使用しない。」そんな気持ちで診療に臨んでいる。

【院長略歴】

1978年 北海道大学歯学部卒業
1978年 旭川医科大学口腔外科入局
1993年 大和歯科医院開業

 

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